工場・営業所紹介
シーンテックさいたま美術センター
金井大道具の基幹工場。自社工場による製作部隊を整備することによって、即応性、機動性、提案力を持ってクライアントの要望に応えられる体制を整えている。

「One Team」を目指し、 社員が健康で楽しく仕事ができる工場にしたい
シーンテックさいたま美術センターは、金井大道具の基幹工場を担っています。
主な業務については、イベント・ファッションショー・演劇・古典芸能・TV 等幅広く大道具製作を行っています。また、トラス・リギング関係も管理しており施工から撤去まで安全第一で作業をしています。リサイクルにも力を入れており環境に配慮した取り組みも行っています。
製作・美術・施工・購買とそれぞれ専門性を持ち、クライアントの要望にお応えできる体制を誇っています。伝統技術の継承と創造力を活かし、お客様の喜びや・満足していただける事が、今日まで成長できた一つです。これからも社員一丸となって常に最善を尽くす職場を目指していきます。
大和工場
歌舞伎、文楽、演劇、テレビ、イベントと、幅広く製作。
培われた伝統を大切に、新しい発想で大道具を作る。

最適な環境は、主体性が生む。
大和工場は、国立劇場の閉館(2023年10月)に伴い、それまで国立劇場内事業所として運営していた工場を移設する形で、2023年12月に新工場としてオープンしました。
いわゆる倉庫をリノベーションする形で造られた大和工場は、今までの「工場」という概念を覆したビジュアル、オペレーションを目指しています。
発展途上ではありますが、まず見てほしい所は工場の綺麗さです。
しかし、清掃係や掃除当番などはありません。社員ひとりひとりが、人任せにせず、自らを俯瞰し、他者を想い、自発的に考え行動する。そのバロメーターがそこにはあります。
大和工場は、歌舞伎などの古典からTV・イベントの道具製作から現場の施工管理まで、幅広い業務を行います。そして、そのどんな仕事もひとりでは成し遂げる事はできません。
「何をやるかより、誰とやるか」を大切に、最高な仕事をする為の仕事空間というだけではなく、最高な一日を過ごす為の生活空間として、今後更なる発展を遂げていきます。
TBS 緑山スタジオ内 緑山工場
1981年にTBS緑山スタジオ内に開場。
主にTBSテレビのさまざまなセット製作を行っている。

未知なるものへの興味や関心。 ワクワクできる人でいたい。
小さな頃、積み木でよく遊んでいたのを覚えている。
ひとつひとつは木でできた四角・三角・半円などのかたちでしかない。
はじめは平らにのせるだけ、ひとつ。ふたつ。
手に持っている積み木を積み上げていく。
何かのかたちが見えてきた。想像がふくらむ。
家っぽくみえてきた。ワクワクした。
"ものつくり"って楽しい。
図面からイメージをつくり、自らの手で作り上げていく。
それがテレビに映されているのだからこんな不思議な感覚は他にはない。
そこに見えている。でも別世界のことのように思えてくる。
この仕事は毎日が変化にとんでいる。
お客様からの要望を形にしていく。四角いベニヤ板、角材。
これらを使い様々なものを作り、紙を貼り、色をつけていく。
機械化が進んでもやはり人の手で仕上げていく。
先人からの技術・技法を受け継ぎ、今の技術を加え、次に受け渡していく。
"伝統 創造 そして未来へ"
やはり"ものつくり"は楽しい。ワクワクする。
これが私の原点にある。
名古屋工場
関西・東海ブロックの案件をメインに、歌舞伎・日舞からイベントなど幅広く担当。
金井大道具唯一となる小道具製作も行っている。

ひとりひとりが輝く、働きやすい職場へ
名古屋工場設立から10年が過ぎ、これまで個々の持ち味を活かしながら、チーム力を高めてきました。
これからより一層、互いを尊重し、支え合えるチームにしていきます。
こういった当たり前のことを大事に、工場長としても、それぞれの意見を吸い上げ、しっかりと向き合っていきたい。
そして、ソフト面だけではなく、ハード面も充足させ、みなが働きやすい環境を目指します。
関西・東海地区の仕事の拡充を図ることはもちろんのこと、この地域に限った考えと捉えず、ひとつの工場として、全社協力しながら、成長していきたいです。
新橋演舞場
東京を代表する主要劇場として、長い歴史を誇る新橋演舞場。
その歩みの中で、多様な演目に欠かせない阿吽の呼吸を持って重要な役割を果たしてきた。

すべては刻まれる感動のために。
新橋演舞場は、新橋芸者さんの芸の研鑽の場としてこの地に発祥しました。
いまでは松竹株式会社の直轄劇場として、そのラインナップは歌舞伎や日本舞踊の古典芸能・一般演劇・ミュージカル・コメディー・レビュー・歌謡ショー・落語と、とてもバラエティーに富んでいます。発祥当時は、まだ会社組織にはなっていませんでしたが、金井大道具が裏方として長くこの舞台を支えてきました。会社の経営ビジョンである「すべては刻まれる感動のために」を社内で身近に感じられる職場であります。
舞台で飾る道具のひとつひとつは、社内の様々な部署の協力を得て作り上げられます。
プロジェクト部演劇グループ、デザイン部演劇グループ、生産管理本部・製作グループ、経師、美術グループ、施工管理グループとバトンをつなぎ、新橋演舞場劇場グループへと託されます。
すべての思いの籠った舞台の大道具を活かすも無にするのも劇場グループにかかっています。
劇場に足を運んでくださるお客様にいつでも感動してもらえる舞台をお届けするため、誠心誠意を込めて日々舞台業務に取り組んでいます。
この「感動」を大事にしていくことが、今の劇場をあずかるものの使命と感じています。
本社 東京営業所

お客様との架け橋であり、金井大道具全体の意思決定を図る、ヘッドクオーター。お客様のニーズに応えるプロジェクト部とデザイン部、全社員が気持ちよく働けるように導く管理本部を備えている。
赤坂営業所

テレビ関連の営業活動を展開。
番組プロデューサーや局内デザイナーとの打合せに始まり建込みから番組収録を立ち合い、解体・撤去の管理までテレビ大道具製作全般に関わる業務を遂行している。
大阪営業所

兵庫県立芸術文化センターという創造発信型の公共劇場など民間劇場で開催されるコンサートや演劇における大道具製作が主な業務。
東京発信のイベントにおいても、さまざまな面でバックアップ体制をとる。
名古屋営業所

愛知芸術文化センター施設のひとつである愛知県芸術劇場において、「金井大道具NAGOYA 共同企業体」として舞台機構・照明・音響に関する操作業務を受託。
株式会社アルファソリューション

金井大道具株式会社と株式会社パシフィックアートセンターの事務業務を担う。緊密な連携を図るため、金井大道具と同じフロア内に位置。
経理部門・労務管理部門・テクニカル部門・IT 部門を擁する。
渋谷ヒカリエ ヒカリエホール

ホールのテクニカル関連業務を担当し、舞台以外にも音響・照明・映像業務に携わる。会場付帯設備の貸し出しやバトン(舞台機構操作盤)のオペレーションも担当。安全面の確保も重要な責務である。