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Career

生産管理本部

達成感が、なによりも私たちの魂を磨く。現場の最前線で活躍する、先輩からのメッセージ。

シーンテックさいたま美術センター 製作グループ(経師)
三木 大輝

三木 大輝

地味に見える仕事かもしれませんが、
細やかな仕上げで感動を生み出すことができる仕事です。 

コンサートに足を運んだ際に、舞台セットの美しさに心を打たれ、私も同じように人々に感動を与える舞台セットを作りたいと思ったことがきっかけで、金井大道具を目指しました。シーンテックさいたま美術センターでは、製作グループに所属し、経師という舞台やコンサート、ファッションショーで使用される紙を貼る仕事をしています。工場での作業ばかりでなく、現場でパネルに紙を貼ることもあります。多い時には100枚なんてことも。正直いいことばかりではないですが、その美しい完成形を見たときの達成感は何にも代えがたいものがあります。それに美味しいお弁当が出るのも現場作業で嬉しいひとつです。入社当時は、知識や技術不足で、柄を合わせて貼る作業にとても苦労しました。そんな時に先輩がしっかりフォローしてくれたおかげでなんとか乗り越えることができました。後輩が入って、自分が同じ立場になって、以前よりは的確な指示ができていると実感し自分の成長も感じています。子供が生まれてからは、これまで見えなかった景色も見られるようになって、成長する子供の姿を見るのも今の楽しみです。
経師の仕事は、ちょっと地味に見えるかもしれませんが、実は楽しさが詰まっていてやりがいがあります。細やかな仕上げで感動を生み出すことに興味のある方、ぜひ私たちとその喜びを体験してみませんか。私たちの仲間をお待ちしています。


名古屋工場 製作グループ
村上 真子

村上 真子

わからないことはわからないと言えること、
聞くことができる行動力が大切です。

名古屋工場の製作グループは、基本イベントや舞台、テレビなどのセットを作っています。ここには、施工管理がなく、自分たちで作った道具の積み込みをして、現場に行って施工、直し、撤去、追加製作などの対応もしているため、全国色々な場所に行くこともあります。入社2年目くらいで、いきなり製作は私一人で現場に入ることがあって、年上の大道具さんばかりで、どう指示を出したら相手が気持ちよく仕事ができるか、どこまで仕事を頼んでいいのかと、緊張と焦りで精神的に疲れましたが、その経験があったおかげで仕事を進めていく自信に繋がっています。みなさんに名前と顔を憶えてもらい、直接頼られることも増えそれが嬉しいです。最近NCルーターの担当になって、プロッターデータを作成し、機械データを作ったものを切り出すこともしています。事前にシーンテックで学ばせてもらいその技術を部内で教える立場になったので、成長したなと感じています。
入社するまでインパクトもまともに触ったことがなかったのですが、道具の扱い・技術は仕事をするうちに勝手に身についてきます。だから、技術力よりは、自分から挨拶をして、コミュニケーションを取っていくこと、わからないことは素直にわからないと言えること、聞くことができるのが一番必要だと思います。今、社内の取組みで大道具の地位向上を目指していて、それを実行・実現するのが目標です。

シーンテックさいたま美術センター 美術グループ
善本 遼太郎

善本 遼太郎

絵を描くだけではなく、重いものも運んだりします。
とにかく体力とやる気が大事だと思います。

学生の頃は、舞台をメインに空間デザインを専攻し、主に図面の書き方を学んでいました。元からものづくりが好きで、大学で実習を重ねるうちに大道具に興味を持って、金井大道具を志望しました。現在の仕事は、お芝居やイベントに使う道具の塗装や背景幕の作画作業を中心に、物件によってはスチロール造形作業もしています。学校のイベントごとで筆を握ることがありましたが、描くことに関しては入社して覚えたことばかりです。気さくな人が多い職場で、グループ以外の社員もみなさん話しかけやすいので、分からないことがあっても安心して働くことができます。それぞれが異なる役割立場を持った人と多く関わる仕事なので、全体の流れを俯瞰して考えることと、思いやりの精神を持って関わっていくことが大切だと思っています。繁忙期の仕事が重なっている時に、変更や修正・追加作業が多く、仕事が増えていく一方で終わりが見えない時は辛かったですが、自分が携わった道具を直接デザイナーさんなどに喜んでもらえるととても嬉しいです。少し地味ですが、図面を見て作業工程や作業時間がある程度予想できるようになりました。今後は基礎的な技術を高めつつ、現場などで対応力も身につけていきたいです。知識や技術面は上司や先輩が丁寧に教えてくれます。絵描きでも、大きいパネルも重いものの運んだりするので、とにかく体力とやる気が大事だと思います。

大和工場 美術グループ
染谷 泉希

染谷 泉希

絵を勉強せず入社したため、積極的にコミュニケーションを図って、
習得レベルを上げていきました。

大和工場は、2023年12月に稼働したばかりで、広くてきれいな工場は作業がしやすいです。その中で私は歌舞伎や文楽などの古典と呼ばれる道具の作画を行っています。作画の工程は、下描きをして、次に塗り込み、そのあと調子を付けて(松の幹に影を付ける等)、最後に仕上げる(葉や書き割り等)。基本4つの工程で進めていきます。最近では、色作りも任せていただいて、他に絵具・備品等の発注も行っています。普段の作業とは別に、道具帳講習という社内の勉強会に第1期生として参加しており、そのおかげで、実践用の道具帳を描かせてもらい、学生の頃から道具帳を描きたいという夢が叶ってとても感慨深かったです。
繁忙期には、深夜作業が続き、変更追加が搬出直前まである時は大変ですが、忙しい中でも周りの状況を見ながら、丁寧に素早く仕事をすることを心掛けています。仕事柄、爪がボロボロになりやすいのが欠点ですが、セルフネイルで爪を強化して楽しんでいます。
後輩も増えてきたので、頼ってもらえるよう、知識や技術を磨いて、自信を持って教えるように日々頑張っています。
金井大道具の入社に必要なことは、ズバリ、コミュニケーション能力と自主性だと思います。受け身でいては、習得スピードや習得レベルは上がりません。自分で考え行動し、壁にぶつかったら先輩方とコミュニケーションを取って解決していける力があると良いと思います。

シーンテックさいたま美術センター 施工管理グループ
井上 瑚都

井上 瑚都

製作した道具の最終形を目の前で見られる数少ない部署です。

自分が演劇関係の仕事をする未来しか想像できませんでした。施工の仕事を目指したのは、専門学校のイベントでお題台を作ったこと。小さな道具でしたが舞台の印象がグッと引き締まる様が面白くて、道具が立ち上がる場面に立ち会いたいと思ったことがきっかけです。施工管理グループの仕事は、イベント会場や劇場へ、製作した道具を運び図面通りに飾って仕上げることです。工場での資材の確認や梱包、トラックの積み込み、本番終了後の道具の撤去まで行います。初めて現場に出た時は、先輩方のスピードについていくのが大変でしたが、自分が一から考えた飾り方が上手くいき、しっかり作業者に指示を出せていると先輩から褒めていただいたことで、この仕事がようやく自分の体に馴染み、一歩ずつ成長していると感じました。これからもっと経験を積んで、事故なく安全で綺麗な飾り方や的確な指示の出し方を学んでいきたいです。施工管理の仕事は、考えることが多く大変なように思われますが、製作グループや美術グループが作った道具の最終形を目の前で見られる数少ない部署です。大道具をキレイに飾りたいと考えた時間が長ければ長いほど、心に大きく残るものがあります。思いが強ければ知識や技術は自然と身に付きます。ぜひ一歩踏み出して一緒にやってみませんか。

新橋演舞場 劇場グループ
久保 拓也

久保 拓也

知識がなくても周りが教えてくれるので、
安心して業務に取り組むことができます。

基本的にモノづくりが好きなこと、また学生時代にイベント施工のアルバイト経験がきっかけで、入社を決めました。新橋演舞場では、舞台上で道具を仕込み、本番中の舞台転換作業、道具のバラシまでの業務に携わっています。協力会社や他のセクションの方々とも一緒に働いているため、自社だけに留まらず、多くの人と関わることができ面白い職場だと思います。連日タイトなスケジュールで仕込み作業が続いた作品が完成した時には、安堵から嬉しさが込み上げましたが、歌舞伎からミュージカルまで様々な演目を経験し、それが日々成長の連続だと感じています。できる仕事も増えてきましたが、初心を思い出しながら業務に取り組んでいきたいと思っています。まだ他の劇場での仕事をする機会が少ないので、それらをもっと経験して、スキルを積み上げていきたいです。最近は忙しくて、ゆっくり趣味のバイクに没頭できていませんが、穏やかな季節にツーリングに出かけたいです。
金井大道具は、伝統的な仕事から、イベント関連など様々な仕事に携わることができる会社です。覚えなければいけないこともたくさんあって、最初は大変ですが、周りが教えてくれるので、安心して業務に取り組んでくれればいいと思います。

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